仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。
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J's diary(院長日記)
スタッフからコラム(不定期)
Field of dreams〜院長日記番外編〜
〜院長日記番外編〜
石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。
vol.24(2008/8/17)
 去る平成20年7月20日(日)、私が所属している江戸川区三療師会主催により行われた『第一回小児はり師認定講習会』を受講し、無事「小児はり師認定証」を取得してきました。(写真1)
 江戸川区三療師会とは江戸川区内で開業している鍼灸マッサージ師の有志で結成している会で、日々の治療業務にくわえ江戸川区三療券の取扱い、そのほか区民の健康維持・増進のための学術活動や区内行事への参加などを行っています。そもそも“三療”とは「あん摩マッサージ・はり・きゅう」の三つを指します。

 今回の認定講習会は国や厚生労働省認可などの特別な資格ではありません。はりきゅうの分野として古くから歴史のある“小児はり”を広く区民の皆様に認知してもらうために、その啓蒙の一環として当会が独自に定めた認定証です。
 ではなぜこのような江戸川区独自の認定証を当会が発行することになったのでしょうか。それは今年の2月に当会が主催した「第一回 区民のための東洋医学講座」で“小児はり”に関する講演を行ったことがきっかけでした。講師は日本における“小児はり”の第一人者である滝上晴祥先生にお願いをしたのですが、先生に講演後、次のようなお言葉を頂きました。
 「西洋医学では“○○科”というように専門性が確立しているのに、鍼灸の世界は曖昧なことが多い。平均的に何でも…というのは良くない。自分の得意な分野や専門を患者さんにアピールする努力が必要だ」と。また小児はりについても、「ただやっていますではなく研鑽を積んだ上で登録制にし、区民に紹介しては?」との意見も頂きました。確かにその方が受ける患者さん側も情報があり、より安心して治療を受けることができるでしょう。まして小児はりを受けるのはお子さんなのですから、安心や信頼は何より大切です。

 これを受けて今回の認定講習会開催の運びとなった訳です。
 ところで皆様は実際に“小児はり”というものをご覧になったことがありますか。聞いたことくらいはあるでしょうか?関西など西の地方では比較的良く知られているこの“小児はり”も関東より東ではあまり一般的ではありません。
 「子供にハリをさすの?」とビックリされる方もいるでしょう。実際は通常のハリ治療とはだいぶ異なります。ハリも一般的に大人に使うような刺すものではなく、触れたり擦ったりすることを目的とした接触針と呼ばれるものを使います。

 そしてこの小児はり、何よりも良いのはコツさえ覚えるとご家庭でもお子さんに対してお母さん自身が行える手軽さがあります。治療に使う道具も決して特別なものは必要なく、ご家庭にあるものでも十分代用できます。(ティースプーンや歯ブラシなど)
 東洋医学はまさに“手当て”ですから施術者と患者さんの信頼関係、コミュニケーションがとても重要です。そういった意味でも子供に対して親が行うことは理にかなっているのです。我々でも決してかないません。

 今後、“小児はり”についてもこのサイト内で少しずつ取り上げていきたいと考えています。とりあえず簡単ではありますが関連コラムでも説明してありますので是非ご一読ください。

「第一回 区民のための東洋医学講座」に参加して 〜其の二〜
http://jin-shinkyu.com/column/column_vol_21.htm
平成20年8月17日
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐
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