J's diary(院長日記)　3

仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。

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スタッフからコラム（不定期）

～院長日記番外編～

石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。

vol.3(2005/12/12)

　11月1日にオープンしましたこのサイトも、お陰さまで多くの患者さんや知人、そしてインターネットユーザーの方々にご覧いただき大変嬉しく思っています。中には「もっとこの辺りをこうしては？」とか「こういうものを取り上げてみては？」といった我々も気が付かない視点や貴重なご意見もあり、大いに参考にさせて頂くとともに今後のサイト更新に活用していきたいと思います。末永く宜しくお願い致します。

　今年も残すところあと半月余りとなりました。患者さんとも「一年は早いですねぇ…」とか「この間、お正月だったと思ったのにもう…」などという会話がもはや定型句のようになっています。

　この時期になると「やらなくては…」と気が焦るのが大掃除ですね。今年も治療院の方は少しずつ始めていますが、恥ずかしながら自宅はまだ手付かずです。
　毎年、思い立ったかのように一日がかりで一気にやってしまったりするのですが、性格的にやり出したらとことんやらないと気が済まないらしく、その度に疲れ果ててしまいます。やり始めるまでは何かと理由をつけているくせに、我ながらタチが悪いなと思います。
　特にツライのはガラス拭きとベランダ（バルコニー）の掃除です。日中は日が差していてもやはり12月、外は寒いです。ガラス拭き用にお湯を汲んできてもすぐに冷めてしまいますし、挙げ句の果てにカゼなんかひいてしまったらもう最悪です。いつも「年に数えるほどしかしないなら、わざわざこの寒い時期にやらなくても…」とかブツブツ言いながらやっていますが、それでも暮れに大掃除をするのは真新しい気持ちで新年を迎えたいという人間の素直な感情の表れなのでしょうね。やはり住まいがキレイなのは気分が良いですし、新たな年の始まりへ向けて活力が湧くような気がします。

　年の瀬は何かと慌ただしく、ついつい無理をしてケガや体調を崩しがちです。何事も余裕を持って計画的に物事を済ませていきたいものです。年末に体調を崩して文字通りの寝正月とならないように皆様もお体には十分お気を付けください。（自分への戒めでもあります）

　2005年は皆様にとってどのような年だったでしょうか？今年も世間では国内外を問わず、目を覆いたくなるような事件や出来事がたくさん起きました。毎日、新聞やテレビでそれらを見たり聞いたりしていると、怒りを通り越してむしろ悲しく、情けない気持ちになります。人の心が引き起こす事柄がどうしても多いような印象で、どこか荒んできているのかなと思うと本当に悲しくなりますし、大袈裟ではなく「日本はいったいどうなって行くのだろう？」と本気で心配になってきます。
　月並みですが、こういう時代だからこそ人と人の繋がりというか、結びつきが大切なのかも知れません。私も日々の診療の中で多くの患者さんと接する機会があります。
　まさに“仁“という言葉を胸に刻んで、東洋医学という分野を通し、患者さんと確かなコミュニケーションが取れる治療者になりたいと思います。

　この時期になると、どことなく過ぎ行く年の物悲しさと新たな年への期待で、少し複雑な心境になるのは私だけでしょうか。皆様も残り少ない2005年を有意義に、そして素敵な2006年をお迎えください。
　来年は今年以上に世の中が明るい話題で溢れることを心から祈っています。

平成17年　12月12日

仁鍼灸治療院　院長　石岡俊祐

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