【腎気虚(じんききょ)タイプ】
特徴:顔のたるみ・目の周りのむくみ・肌のきめが粗い
このタイプは、加齢により、腎(じん)の気(=エネルギー)が弱まることが原因で起こります。
腎(じん)とは、からだの成長・発育させる働きがあるもので、この働きは年齢とともに弱まる傾向があります。そのため、老化現象として顔のたるみやむくみ、肌のきめの粗さなどが現れていきます。
また、身体面では腰や膝の弱まりや冷え、手・足先の冷えなどの症状も伴ってみられます。
【脾胃虚弱(ひいきょじゃく)タイプ】
特徴:顔のたるみ・まぶたのむくみ・顔色は黄色っぽくてツヤがない
このタイプは、不規則な食生活や偏食などにより、食物を消化・吸収する脾(ひ)の力が弱まったことが原因で起こります。
脾(ひ)の働きが弱まると、食物から摂取した栄養を全身に巡らせる気・血(けつ)の流れが停滞してしまい、栄養がすみずみまで行き渡らなくなってしまいます。その結果、肌の健康状態が悪くなり、たるみやむくみ、ツヤの悪さなどが目立ってきてしまします。
また、身体面では全身の倦怠感や重だるさ、疲労感などが伴うのも特徴です。
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