スタッフコラム　20

仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。

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院長日記。不定期に
更新しています。

～院長日記番外編～

スタッフの日記です。不定期にUPしてまいります。

vol.20(2013/8/9)

はじめまして！～新入スタッフ紹介～

4月より当院で勤務しております、塩原祐太と申します。
出身は、長野県安曇野市です。水が美味しく、水田や山々などの自然が豊かで、景色がとても綺麗なところです。みなさんご存知の江戸川区の保養施設「穂高荘」のある地域が、まさしく私の地元です。穂高荘の話を聞いたときは、なにか不思議な縁を感じました。
趣味はスポーツ観戦（特に野球）と釣りです。葛西には荒川・江戸川・東京湾があり、釣りにはうってつけの場所だと思います。休日には、色々な場所で釣りをしたいと思っています。

さて、私が初めて鍼治療を受けたのは５才の時です。おかしな姿勢で寝てしまったのか、首を寝違えてしまい、無理に動かすと突っ張って痛みが走り、右を向いたまま動かせなくなってしまいました。そこで鍼灸師である母親が、首に鍼をうってくれました。治療が終わりしばらくすると、痛みを感じることなく、首を左右にしっかりと回せるようになったのです。子どもながらに、「鍼ってすごい効果があるんだなぁ」と実感したことを覚えています。

鍼灸マッサージには、特有の考え方や治療方法があります。なかでも、私が素晴らしいと思う点は、【全人的アプローチ】と【未病治（みびょうち）】という考え方です。

まず、【全人的アプローチ】とは、患者さんの全身の健康状態・健康バランスを大切に考え治療するということです。あるひとつの病態（主訴）に対し、部分的に治療するのではなく、“その症状はどうして起こったのか”、“他の疾患や生活習慣が要因となっているではないか”など、様々な角度から病態を捉え、治療します。こうした幅広い考え方によって、患者様の身体に最も適した治療を行うことができるのです。

次に、【未病治】についてです。未病治とは、病にかかる前に治す、つまり「予防」を意味する考え方です。病気になる原因（病因）には、外因（身体の外側からくる病因）と内因（身体の内側から生じる病因）があります。外因には感染症や急な気候の変化、内因には過度な感情（イライラしすぎる、落ち込みすぎるなど）が挙げられます。これらは、日常生活の中で常に存在するもので、これらが病気に繋がるか、そうでないかは『自己免疫力』に左右されます。免疫力が低い状態だと、こうした病因に身体が抵抗できず、病気に繋がってしまいますが、免疫力が高ければ、病気を未然に防ぐこと出来ます。
鍼灸マッサージ治療は、自己免疫力を向上させる効果（血流改善・代謝促進など）があるため、病を未然に防ぐことが出来ます。こうした予防効果は、先ほど申し上げた鍼灸マッサージの「全身を捉えた治療」だからこそ、得られる効果だと思うのです。

このような特有の考え方や治療方法が活かされ、鍼灸マッサージは現在、スポーツ現場や美容など、様々な分野で治療効果をあげています。
自分もこの治療をやってみたい、この職の一員となりたいと思い、鍼灸マッサージ師になりました。しかし、こうした治療効果を引き出すには、当然ですが治療者の確かな技術が必要です。私も一人の治療家として、治せる技術をもとに、患者様に寄り添える治療家を目指して、日々努力して行きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

平成25年8月9日

仁鍼灸治療院鍼灸マッサージ師　　塩原　祐太

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