仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。
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つぼの位置
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 つぼの位置は、人それぞれ体型やサイズが違うように、人によって少しずつ違っています。したがって、つぼを示した人体図や解剖学的部位(筋肉や骨)から言葉で説明されるつぼの位置は、あくまでもつぼを探す時の一つの目安にすぎません。

 我々も臨床上つぼを探すときは、おおよその位置に指を持っていき、そこで指先の感覚によってつぼを取っています。これを聞くと、つぼは熟練した専門家でないと上手く取れないのでは…と思いますが、決してそうではありません。これらの図や説明を参考につぼ周囲を探り、押したときの感触や痛み、筋肉のハリ具合やコリ感など、指先で得られる様々な反応を感じることが重要です。

 つぼには
阿是穴【あぜけつ】という概念があります。阿是穴は、いわゆる正穴【せいけつ】と呼ばれる経絡上に分布する真に定められたつぼ以外の反応点(=つぼ)を云います。
 阿是は呼んで字の如く「あっ!それ!」という意味の中国語です。鍼を刺入したり、指で押した時に響く痛みを感じたり、逆に気持ちが良かったりする部位で、数多くのつぼの中でも臨床的に重要かつ、効果的な刺激点として考えられています。また阿是穴を西洋医学的な視点で見ると、ペインクリニックの領域では一般的な≪トリガーポイント≫であるとも推測されています。

 つまり、触る・つまむ・押すといった動作がつぼを探す基本となりますが、大切なのは刺激を受けた当人が、どのように感じているかということなのです。そして、その感覚こそが治療効果を生むつぼを見つけるための指標となる訳です。

 ここでは比較的、ご自分でも探しやすい、そして刺激しやすい“つぼ“を中心に紹介しています。多くは実際の治療にも使用することがあるつぼですが、鍼や灸を用いなくても指圧やマッサージ、温熱などの刺激を与えることでも効果が得られる場合があります。(つぼは左右対称にありますので、反応の強い方を中心に刺激しても良いでしょう)
 つぼ療法を上手に活用し、日常生活における健康維持や管理、リラクゼーションなどにお役立てください。

※ここで紹介するつぼへの刺激によって、鍼灸マッサージ師が行う施術と同等の効果が得られたり、本来、医療機関で医師による治療が優先されるような疾患がすべて改善される訳ではありません。痛みや辛い症状が続いているなどの場合は、自己判断せずに必ず施術者や専門医の診察を受けましょう。
過度の刺激は逆効果になる場合があります。つぼを刺激する際は心地よいと感じる強さで、1ヶ所を2〜3分程度にとどめましょう。(先の固いものや鋭いものでの刺激、強く叩くのも厳禁です)
患部が炎症を起こしている、治療部位の皮膚に強い湿疹がある、化膿している時などの温熱刺激やつぼ刺激は症状を悪化させることがあります。また急性の病気で高熱や激痛がある時、そのほか病態が不明な場合は、自己判断せず専門家の指示を仰ぎましょう。
腹部の腫瘍や重度の胃・十二指腸潰瘍などがある場合、また妊娠している時は腹部を圧迫する指圧やマッサージ刺激は禁忌です。
指圧、マッサージ後は実際に自分が思っている以上に体力を消耗し、身体が疲れていることがあります。入浴もいつもより少し軽めが良いでしょう。刺激後はゆっくりとリラックスできることが理想的です。
 つぼを探すときの“ものさし”は自分の指幅を使います。通常、つぼの位置を示すときには、「寸」や「分」という単位がよく使われています。しかし、これらは尺貫法の単位ではなく、骨度法【こつどほう】同身寸法【どうしんすんぽう】と呼ばれるつぼ治療専用の単位です。本文中ではつぼの位置を説明する時に、「○○から指3本分下のところ」といった表現の仕方を多くしています。指を当てる際の測り方は次のとおりです。(指の太さなどにより多少の誤差はあります)
約1寸
指1本分(親指の一番太い部分の幅=1寸)
約2寸
指3本分(人差し指・中指・薬指をゆるめにそろえた幅の一番太い部分=2寸)
約3寸
指4本分(人差し指・中指・薬指・小指をゆるめにそろえた幅の一番太い部分=3寸)
@ つぼを押すときはおもに、親指の腹を使います。つぼの位置により、親指で押しにくい場合は人差し指や中指の腹(顔面など)を使うと良いでしょう。
A 親指と人差し指の間を広げ、他の4本の指をそろえて親指を支えるように身体におくと、安定して力が入りやすくなります。
B 指圧する指の腹と身体の面は、必ず垂直になることが基本です。(人の身体は様々な曲面があります。面の角度に上手に指を合わせてください。)
C 通常は目的のつぼに対して、3秒くらいかけてゆっくりと気持ちよいと感じるところまで押します。その強さのまま、やはり3秒くらい持続してその後、徐々に力を抜きます。
D 通常、押す強さは3〜5sくらいといわれています。但し、筋肉の凝り具合や症状、もちろん個人差もあります。押したときに心地よいと感じる強さが、その人に合った強さです。無理な圧力は逆効果になりますので、注意してください。
E 一つのつぼに対して、刺激する時間は2〜3分程度とします。時間を空ければ一日2〜3回は同じつぼを刺激しても問題はありません。但し、上記のような疾患時、食事の直後(30分くらい)や飲酒時は避けてください。
右手親指で左手三里穴【てのさんり】
刺激している例
中指で左右太陽穴【たいよう】
刺激している例
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