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仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。 |
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HOME >> スタッフコラム >> vol.6(2006/6/24) |
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院長日記。不定期に
更新しています。 |
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〜院長日記番外編〜 |
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スタッフの日記です。不定期にUPしてまいります。 |
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vol.7(2007/2/16) |
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当院では2006年6月より毎週水曜日、【Oriental Beauty&Health】(オリエンタル・ビューティー&ヘルス)と題して新しい試みをスタートさせました。これはかねてから私がずっと興味を持っていた分野のひとつで、東洋医学的理論の中で女性の「美」と「健康」を身体の内側と外側から考え、トータルにアプローチしていこうというものです。
皆さんは一般的に鍼灸マッサージの適応というと、どのようなイメージをお持ちですか?筋肉や関節、また神経などの慢性的な痛みや一部の急性痛を緩和させる、またスポーツ分野にも広く活用されていることから筋肉の疲労や緊張をとるといったどちらかというと医療的、または整形外科的な症状に対するものというイメージが強いのではないでしょうか。
近年、鍼灸マッサージの作用機序は世界中で様々な角度から研究が進められ、その効果も徐々に明らかにされてきました。最先端の医療技術を持つ欧米先進諸国では、相補・代替医療、鍼灸マッサージに代表される伝統医学への関心が急速に高まり、早急な科学・理論の体系化と医療分野への応用、そして現代医学との共存を推進しています。いまこれらの分野が注目されているのには次のような理由、社会的背景が考えられます。
1. 多様化する疾病の変化に対応出来る
2. 予防医学の重要性(未病治の考え)
3. 症状の緩和と改善、機能調整に優れており副作用がない
4. 医療費抑制への期待
などが挙げられます。
このような現代医療の流れの中で鍼灸マッサージは医療分野の一翼として一般の方に認知されてきている印象があります。確かに痛みの抑制や血流改善による筋緊張の緩和などは代表的な作用効果です。そのほかにも鍼灸マッサージには数多くの適応症状があります。筋肉や神経、骨その他の軟部組織に由来する整形外科的な疾患のほか、自律神経系や内科系症状、心身的な症状、女性特有の症状(婦人科系)などです。(詳しくは鍼灸適応症一覧をご覧ください)
痛みや心身に不調のない生活、健康な肉体は云うまでもなく快適なものです。先に挙げたような理由もあり、鍼灸マッサージを中心とした代替医療は今後ますます我々の生活に密着したものとなるでしょう。現代医療を補う役割、その良きパートナーとして貢献しつつ、患者さんの期待に応えられるような結果を出していかなければなりません。それ故にその責任も大きいと感じています。
今回、スタートさせたメニューは主に女性の"Beauty"と"Health"というテーマで、それらに関連する事柄も含め身体の内側と外側=外見(この表現が適切かはわかりません)からトータルに働きかけていこうというものです。"Health=健康"という表現はかなり広い意味ですが、女性特有の症状(月経や妊娠に関すること、冷えやむくみなど)を深く掘り下げ、様々な角度からアプローチしていきたいと考えています。
また、将来的には専門医との連携の中で不妊症治療などにも対応したいと思っています。現在の医療的見地における不妊治療は、器質的側面において鍼灸で効果を出すことは困難であると考えられています。しかし、母体側の生体環境を整えたり、ストレスを緩和するなどの機能的な部分で東洋医学が果たせる役割は大きいと考えています。このように様々な側面から治療を進めていくために、やはり専門医との密な相互連携は大変重要です。
今回スタートさせた新しいメニューも“リラクゼーション”という分野を強く意識していますので、治療に対して大いに連動させていくことが出来ると思います。これについての詳しい説明は次の機会にしたいと思います。
次に"Beauty"というテーマについてです。一見、いわゆる外見的な「美容」に関しては東洋医学と接点がなく、まして鍼灸マッサージが対応できるのかと思われるかも知れませんがそうではありません。鍼灸の発祥である中国中医学では元々「中医美容」という分野があり、大きく次の2つに分類されています。
1.「医療美容」=容姿改善を目的に行うもの。主に顔面部などの人目につきやすい部分に
発症し、健康上特に影響を与えることがなくても人の容姿に悪影響を与え、場合により周囲に不快感を与えるおそれのある症状の総称です。(にきび・そばかす・シミ・脱毛・眼瞼下垂など=損容性)
2.「保健美容」=皮膚のケアや老化の予防(アンチエイジング)により外見的な美しさを保つことで、いわゆる治療という概念は含まれません。
この中でも今回当院では保健美容、見た目の美しさというものに主眼を置いた施術を行っています。
もちろん外見だけよければ良いという意味ではありません。体表面の血行や代謝を高めると同時に東洋医学的なアプローチで体内環境を整え、それを表面にフィードバックさせる、まさに内と外から“美”というものを考えていこうというものです。
中医学の考え方では身体の内外はすべて連絡・連携していて、当然内臓器と体表面(肌)は密接に関わっています。(例えば内臓変調がある人は肌の色が悪かったり、荒れていたり、お酒を飲み過ぎた翌日などはお化粧のノリが悪かったりしますね)
以前、提携機関であるウェルネス葛西にあるIN BODY=高密度体脂肪計(体成分検査)という機器で10代〜20代の若い女性を対象にデータを取ったことがあり、興味深い結果が得られました。見た目はとてもスリムでスタイルが良い方も、実際は極端に筋量が少なく体脂肪率の高い方も大勢いて、現代の食を含めた日常生活の影響が大きいと感じました。
このような状態は将来的に生活習慣病予備軍となる恐れがありますし、中医学の考えではホルモン活動や代謝機能を弱め、当然身体の内外に悪影響を及ぼします。これでは真の健康や美しさとは云えない気がします。
しかし、一方で外見に気を使うこともとても大事なことだと思います。新品の服に袖を通したり、お気に入りのアクセサリーを身に付けたり、髪型やメイクが決まった朝はとても気分の良いものですよね。何より気持ちが前向きになれますし、このような高揚した感情はストレスを緩和したり、ホルモンの分泌活動、精神状態に良い影響を与えます。そういった外見的な要素が身体の内外に働きかけることもあるのです。
内と外から滲み出る「美」と「健康」がバランスを取り合い、共存できた時こそが真の“美しさ“と云えるのではないでしょうか。
毎週水曜日に行っている【Oriental Beauty&Health】プログラムは来院される患者さんを女性の方に限らせて頂き、スタッフもすべて女性が対応します。
医療専門のスタッフが十分なカウンセリングの上、オーダーメイド感覚で施術を行います。皆様ひとり一人の美容と健康作りに活用して頂ければと思います。
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平成18年6月24日 |
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐 |
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