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仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。 |
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HOME >> J's diary(院長日記) >> vol.13(2006/12/15) |
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スタッフからコラム(不定期) |
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〜院長日記番外編〜 |
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石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。 |
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vol.13(2006/12/15) |
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今年も残すところ僅かとなりました。患者さんとも「一年はあっという間ですね」という会話がもはやこの季節の決まり文句のようです。
11月半ばまでは比較的暖かい日が続いていたので「今年は暖冬かな?」と思っていましたが、12月に入るとグッと冷え込んできました。やはり日本には四季というものがちゃんとあるのですね。
当たり前ですが、当たり前のことが普通に続くことほど幸せなことはないんだな…と実感する毎日です。
2006年は皆様にとってどのような年だったでしょうか?
昨年末の日記では「今年が明るい話題で溢れることを期待しています」と書きました。
しかしながら、世間では今年も目を背けたくなるような悲惨な事件や事故、怒りが込み上げてくるようなニュースが数多くありました。
政府は現在の経済動向について「平成のバブル景気」はおろか約40年前の戦後最長の景気拡大期、「いざなぎ景気」をも超える景気回復期であるとの見解も示しています。
しかし、たとえ景気や経済の成長があっても人の心がそれとは逆に荒んでいるように感じてしまうのは私だけでしょうか…もし、そうであればそれは本当の豊かさとは云えない気がします。
毎日のように紙面を賑わしているのは本来、国を動かしたり人の命を預かったりする立場の人間です。また最近では人間関係の一番根幹の部分である親子間の信じられないような話題も増えてきました。こういった事態を目の当たりにすると、とても情けないと云うか悲しい限りです。
人が人の事を考えず、いかにして人を騙すか、利用するか、また己の利害や利権のためだけに躍起している世の中は異常です。
私自身、聖人君子の如く立派な生き方をしているとは決して思いませんが、政治家は政治家を志した時の誇りと使命感を、医療人は医療に携ると決意した時の気持ちとモラルを、そして親は我が子と初めて対面した時の感動と感じた責任をもう一度思い出して欲しい…心からそう願ってやみません。
今年は私の好きなスポーツも何かと話題の多い年でした。
思い返してみれば野球のWBCから始まり、トリノオリンピック、夏にはサッカーのW杯もありました。
スポーツ界も今年は国内外問わず、大物・人気者と呼ばれる選手の引退が多い年でもありました。サッカーでは中田英寿選手やZ.ジダン、F1のM.シューマッハー、K1のA.ホースト、そして野球では新庄選手しいては競馬のディープインパクト号まで…
そう言われてみれば…と思い出す方も多いのではないでしょうか。何か遠い昔の出来事のような気がしてしまいます。人は過ぎ去った出来事をどんどん忘れていってしまうのかも知れませんね。
来年は日本野球界のスーパースター松坂投手ほか、大勢のプレーヤーが海を渡りメジャーの舞台に立ちます。
今からイチロー選手や松井秀選手との対決が楽しみですが、段々日本プロ野球界も寂しくなっていくような感じがしてしまいますね。
スポーツの世界も、そして社会も原理はきっと同じです。能力の高い選手がひとつ上のレベルで挑戦したいと思うのは至極当然の感情ですし、突き詰めれば選手の育成や将来的な保障という部分で日本スポーツ界は立ち後れてきたのです。
社会にも同じことが云えます。確かに経済や各分野の技術進歩は目を見張るほどです。しかし、実際はそれを扱うべき肝心の「人」という部分がどこか蔑ろにされてきた結果のように思えてならないのです。
ただ、ある側面では住みにくくなったと感じる社会も、個人の責任問題という範疇を棚に上げてその責任を国だけに押し付けるのも筋違い、同じ過ちの繰り返しです。政治家だけに頼らず、我々国民ひとり一人が将来を見据えて考えていくことも大切なことなのでしょう。
昔を懐かしんだり、経験を教訓とすることは間違いなく大事なことです。しかし、過ぎ去った出来事にいつまでも固執していては過ちに気付けなかったり、新たな発想も生まれない、これもまた事実です。
良い歴史や伝統をしっかりと受け継いで行くことと、旧態依然として過去を顧みないということは似て非なるものです。
「惜しいことをした」「もったいない事をした」「あの時こうすれば良かった」etc…
人間はこんな想いの繰り返しです。でも、結果や未来が分からないからきっと人生は面白いのです。
人はおそらく失敗や後悔から学習し、成長していく生き物です。そのプロセスを経験として、むしろ楽しみとさえ感じられれば…それがきっと豊かな生活へと繋がっていくのではないでしょうか。
野球界にもぜひ松坂選手に変わる新たなスターが出現してくれると良いですね。そして、日本もこの国に生まれて良かったと思えるような社会になれば良いと思います。
当院に目を向ければ、今夏より「オリエンタル・ビューティー&ヘルス」と題して、東洋医学の理論を取り入れた新たなビューティーメニューをスタートさせました。これに合わせて当初は休診日としていました水曜日を「女性の患者様専用の日」として解放し、通常診療とはやや趣を変えて“より、くつろげる空間”をコンセプトに展開しています。
この“オリエンタル・ビューティー”メニューは真の健康・美しさは外見だけでなく、内面から滲み出てくるものによって生まれること、双方がマッチングすることで意味を成すものという考え方から始めたものです。
近年、鍼灸マッサージの世界でも「美容と健康」という分野がとてもクローズアップされてきています。その方の身体の内面(ホルモンバランスや自律神経など)を整え、外面(外見)にフィードバックさせようというもので、それが出来るのはまさに医療知識を持った専門家であればこそです。
今後もより一層、スタッフ一同技術の向上に努め、高いクオリティと真剣勝負の治療、サービスを患者様に提供出来るよう頑張っていきたいと思います。
そして、毎年何か新しいものにチャレンジしていきたいと思っています。
早いもので仁鍼灸治療院も来春には開院3周年を迎えます。これもひとえに我々を支えてくれるスタッフ・関係者の方々、ご協力・ご指導をくださる近医院の諸先生方、そして何より当院を信頼して来院くださる患者様のおかげと思っております。
スタッフを代表しまして心より御礼申し上げます。
残り少ない2006年が皆様にとって充実したものとなりますように、そして新しい年が希望に満ちた素敵な年となりますようお祈り致します。
時節柄、カゼなどひきませんようお身体には十分お気をつけ下さい。 |
平成18年12月15日 |
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐 |
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