仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。
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J's diary(院長日記)
スタッフからコラム(不定期)
Field of dreams〜院長日記番外編〜
〜院長日記番外編〜
石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。
vol.28(2009/2/4)
 新しい年を迎え、あっという間に一ヶ月が経過しました。患者さんとも「お正月気分がなかなか抜けませんねぇ…」等と話していたのに、最近は「あっという間の一月だったね」なんて話題にいつの間にか変わっています。この頃になると目に見えて昼間の時間が長くなるのを実感しますね。
とはいっても季節は冬まっただ中の二月…。インフルエンザも流行している様ですし、なかなか風邪が良くならないという患者さんの声もよく耳にします。空気もだいぶ乾燥していますので、くれぐれも帰宅後のうがいとマメな手洗いはお忘れないように。

 しかし、まだまだ寒い日が続きますが暦の上ではもう立春です。春と云えば【球春到来!】(ちょっと強引ですか!?)
 プロ野球も4月3日のペナントレース、セ・パ同時開幕に向けて2月1日から各地でキャンプが一斉にスタートしました。そして今年は何といっても第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の年です。相変わらずの(?)個人的意見ではありますが、私が楽しみにしている投・打のポイントを一つずつ…。

 まずピッチャーは世界でもNo.1との評価が高い日本先発3本柱、松坂(REDSOX)・ダルビッシュ(北海道日ハム)・岩隈(東北楽天)の三投手です。全員右投手ではありますが、レベルの高い彼らがしっかり投げられれば、そうは点を取られないと思います。

 次に打のキーマンは何といっても“世界のイチロー”ですね。噂では彼を“3番打者で使うのでは?”という話もあるそうです。打線の繋がりを考えると、確かに面白い案だとも思いますが個人的には1番で行ってもらいたいです。先の北京五輪で露呈した日本の得点力不足は深刻でした。国際大会は初めて対戦する投手ばかりですし、一発大きいのに頼れない日本は只でさえ点が取りにくいのです。確かにチャンスで彼が回ってくれば得点の確率は高まりますが、それも1・2番が出塁していればこそです。やはり彼がトップバッターとして打席に立てば相手投手に与えるプレッシャーは相当ですし、チームは「よし、行くぞ!」という気になりますよね。
 最後に期待の選手を一人。東北楽天の“マー君”こと田中将大投手です。(最終選考に選ばれると良いけど…)彼の、気合い・気持ちで投げるスタイルは間違いなく国際大会向きです。若い力を存分に見せて暴れて欲しいですね。
 ディフェンディング・チャンピオンの日本がどのような熱い戦いを見せてくれるのか、今から“侍ジャパン”の活躍が楽しみです。
 
 では、やっと本題に移ります。(前置きが長い…)今度は高校野球です。
 つい先日、3月21日より阪神甲子園球場で開幕する第81回選抜高校野球大会(春のセンバツ甲子園)の出場32校が発表されました。そこで関東枠5校の中に、昨秋の千葉県大会優勝、関東大会準優勝を果たした我が母校、市立習志野高校が見事に選ばれました。
 実に春のセンバツは33年ぶり3回目の出場です。(ちなみに夏の選手権は出場7回、うち2回の全国制覇です)
 “秋の成績からみて間違いなく選ばれるだろう”と確信してはいましたが、正式に決定すると感激もひとしお、OBとしてこんなに嬉しいことはありません。早速、同期の連中や今でも付き合いのある上・下級生の数人から連絡が入ってきました。
 「とりあえず祝賀会しよう!」(←ただ飲みたいだけ)とか千葉弁丸出しで「甲子園いくべ!」とか…、すでにハイテンションで盛り上がっていました。やはり幾つになっても気分は高校球児、“習校魂”を熱く持った連中ばかりです。

 さらに関東の代表5校を確認して或ることに気が付きました。5校のうち、実に習志野を含む4校が公立高校なのです。これは今時かなり珍しい現象です。
 野球に限らずいま学生スポーツは私立校全盛の時代です。かつて千葉の高校野球といえば“習志野か銚子商”という時代がありましたが、母校も近年は私立の有力校に押され気味でした。その現状は千葉だけではなく、様々な理由から公立校や伝統校と呼ばれる高校はどこも苦しい戦いを強いられているようです。
 私が現役の頃も、久しく甲子園から遠ざかっていたいわゆる“冬の時代”でした。習志野の公式試合用ユニフォームはアイボリーが基調のとてもシンプルなデザインで、胸には【NARASINO】文字があります。当時はこれを逆さまに読んで『ONISARAN=鬼去らん』=鬼が去らない、「だから甲子園に行けないんだ。デザインを変えたら?」なんて揶揄されたこともありました。
 ただ私は個人的にこのユニフォームがとても格好良くて大好きでした。伝統のこのユニフォームに袖を通すことが最初の目標でしたし、これを着て野球をすることが誇りでもあり、喜びでもありました。
 今回本当に久しぶりの出場となった訳ですが選手達は見事、私立を退け、そして鬼を退けたのですね。
 そして当然来ました。寄付金の振込票です。しかも今年は習志野高校創立50周年の記念すべき年で、野球部OB会&壮行会と合わせて式典も盛大に行うそうです。そんな訳でお金がたくさん出て行きますが(笑)、でもこういうのは嬉しいですね。(写真1)
 
 現在、チームを指揮している小林監督、そして部長の加瀬先生は習志野の偉大なOBであると同時に、私にとっても思い出の深い方々です。
 お二人は1980年の第62回全国高校野球選手権大会(夏)にエースとキャプテンという立場で甲子園の土を踏んでいます。特に加瀬先生は私が現役時代、毎日のように練習に出て来られてそれは厳しく、時に優しく(?)指導していただきました(笑)。

 私の現役時代の監督で現在は習高の教頭先生でもある恩師、石井好博先生も当時からお二人をとても信頼していました。(※石井先生は自らも習高OBで選手としても監督としても甲子園全国制覇を果たした高校球界では超有名な方です)

 正直あの頃は、監督やOBの方に対して「なにくそ!」「チクショー!」と毎日のように思っていました。しかし、いま思えば教え子とはいえ赤の他人に対してここまで熱く、真剣に向き合える情熱は凄いことです。もちろん監督にはご家庭もありましたし、お子さんもいました。なのに、学校が休みの日も朝早くから夜遅くまで一年中我々とともにいるのですから…。
 今でも鮮明に覚えていますが、当時石井監督がある日の練習後のミーティングで我々に向かってこんな話をしました。
 「甲子園はお前らを一回りも二周りも大きくしてくれるところ。俺は甲子園に行ったからその素晴らしさを知っている。だからお前達にも味あわせてやりたいんだ」と。
どうも適切な表現が思いつかないないのですが、無償の愛情とでもいうのでしょうか。
でも試合に勝ったときは、いつも必ずこう言います。「選手が頑張った」のだと…。この方達は本当に心から野球を愛し、高校野球を愛しているのでしょうね。筋金入りの野球人だと思います。

今年の選抜にはPL(ご存知K.Kコンビの出身校です)や箕島(79’奇跡の箕島で有名です)といった最近はちょっと元気のなかった甲子園名門校も出場するので、高校野球ファンにはたまりませんね。さらに習志野はブラスバンドも超有名、全国有数のレベルなのでアルプスの応援にもぜひ注目してみてください。

もうすぐ伝統のアイボリーに【NARASINO】の胸文字を付けた選手達が甲子園に帰ってきます。千数百人を越える我らOBも一丸となって熱いパワーを甲子園に送りたいと思います。ぜひ皆様からも習高選手の活躍に熱い声援を送っていただけると嬉しいです。
宜しくお願いします。
平成21年2月4日
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐
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