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仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。 |
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HOME >> J's diary(院長日記) >> vol.34(2009/8/11) |
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スタッフからコラム(不定期) |
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〜院長日記番外編〜 |
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石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。 |
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vol.34(2009/8/11) |
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去る2009年7月22日の『皆既日食』皆様はご覧になりましたか?
メディアでも連日の特集や関連記事が組まれ、中にはその観察方法まで詳しく解説しているところもあり大きな話題となりました。
今回、皆既日食帯の地域にあたる普段は静かな南の島も(奄美大島、トカラ列島、屋久島、種子島南部など)この日は全国から大勢の人が訪れ、大フィーバーとなったことは記憶に新しいところです。
新聞、TV等でも散々語り尽くされていたので、ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、もう一度おさらい…。簡単に今回の現象を説明してみます。
「日食」とは地球と太陽の間を月が横切ることで、月により太陽の一部(または全部)が隠される現象です。太陽が月によって全て隠されれば『皆既日食』、太陽が一部しか隠されない時には「部分日食」と呼ばれます。
さらに「金環日食(または金環食)」と呼ばれる現象もあります。通常、月と太陽は地上からの見かけの大きさがほぼ同じなのですが、『太陽=月=地球』の距離は多少変化するため、月の見かけが太陽より少し小さいことがあります。この時、太陽が月より大きく見えるため月の周りから太陽がはみ出し、リング状の日食が起こります。皆既日食と金環食の違いは、太陽からみた月の位置(距離)によります。太陽に近ければ金環日食、地球に近ければ皆既日食となるわけです。
『皆既日食』には部分日食とは異なる皆既ならではの美しさ、ドラマティックな天文現象があります。コロナ、プロミネンス、ダイヤモンドリング、本影錐(ほんえいすい)といった現象です。
【コロナ】普段は太陽光球の明るさにかき消されて見ることが出来ない太陽を取り巻く希薄なガス、電子の散乱光でループ状や紡錘状の模様、細長く伸びる複雑な流線構造が見える。発生の仕組みは現在も解明されていない。
【プロミネンス】日本語では「紅炎」。月に隠された太陽の縁から赤い炎が立ち昇るように見えることから名づけられた。鮮やかなピンクや赤色に見え、まるで太陽の縁で炎が燃えているような印象がある。
【ダイヤモンドリング】皆既日食の終わりに月の縁から太陽光球の光がもれると、その部分が明るく輝き、太陽を取り巻くコロナと合いまって、まるでダイヤモンドの指輪のような姿に見える。
【本影錐=ほんえいすい】皆既日食は太陽が月に完全に隠されるため、地球の外側から見ると巨大な月の影が地球上を移動している。これが本影錐である。皆既中はこの影に全て覆われるため、空は暗くなり、惑星や明るい星が姿を現す。このとき地平線近くはまるで夕焼けのように朱に染まり、その景色は実に幻想的である。
日食はその欠ける深さを「食分」という数値で表します。食分0.1とは太陽面上に約10%まで月が入り込み、太陽が欠けることを意味しています。私が住む東京では今回、食分0.749と約4分の3(75%)まで月が入り込む部分日食でした。
その他の地域では札幌で約0.51(以後約は省略)、大阪0.83、福岡0.90、那覇0.91とやはり部分日食ですが、屋久島南部で1.01、トカラ列島1.03、奄美大島1.00、上海などでは食分1.08と完全な皆既日食を観察しました。
今回の皆既日食は日本の陸地に限ると、1963年7月21日の北海道東部で見られて以来、実に46年ぶりだそうです。次回は2035年9月2日の北陸・北関東などでみられる皆既日食まで26年間起こらないそうで、とても珍しく貴重な現象だったと云えます。
ちなみに私はこの日、たまたま仕事がOFFだったこともあり東京はお台場の潮風公園に来ていました。写真はちょうどその時、公園の駐車場から持っていたデジカメで空を一瞬パチリ!時間は昼頃だったでしょうか…。鮮明ではありませんが撮れました、東京の部分日食です。
ではなぜお台場の潮風公園に来ていたのか?
その理由は…。察しの良い方はもうお気づきですね。そう、ガンダムです!(笑)
TV等でも話題となっていますが、今年で誕生30周年を迎えるアニメーション「機動戦士ガンダム」を記念してこの夏休み期間中、『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』
(http://www.gundam30th.net/event/real-g.html)が開催されているのです。
全長18メートル、重量35トンの1/1原寸大超リアルGUNDAMがお目見えということで、(これが実物大と初めて知りました)かつて少年時代にモビルスーツのガンプラにハマった“ガンダム世代”としては「何としても見なければ!」となった訳です。(でも本当はシャアが好き…)
それにしてもこの巨大さ、これほどまでにリアル、そしてギミックにしてもその精巧な作りは想像以上でした。「日本の技術者は凄いな、優秀だな…」とある意味、そっちにも感心しました。
欲を言えばガンダムの隣に“シャア・ザク”とか“ズゴック”なんかを並べてくれたらもっといいのに…なんて無責任なことまで考えてしまいます。(笑)
まだご覧になっていない方、お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてくださいね。まさに一見の価値ありです。
幼い頃、夢中になって見ていたヒーローやTVアニメ、そして私たちの住む地球や宇宙が作り出す大自然の神秘、様々な現象…。そういったものに夢中になったり、純粋に感動したりする心を変わらず持ち続けていられたら素敵だなと思います。
皆既日食の日の夜、たまたまTVを見ていたらある報道番組のキャスターがこんなことを言っていました。
「とかく私たちは自分を中心に多くの出来事は起きている、自分たち目線で物事を捉えがちだが、それは人間の勝手な思い込みだと思う。
“日は昇り、日は沈む”という表現も正確ではなくて、“それでも地球は回っている”のガリレオではないけれど、今回の皆既日食でも実は太陽自体はいつも変わらずその場にいて、動いているのは我々自身(地球)で、それはどこか現代人の生き方や考え方にも相通ずるような気がしてならない」と。
現代は日々もの凄いスピードで進むものですから、いつの間にか周りが見えなくなっていたり、自分中心でしか物事を考えられなくなったり、立ち止まって周囲を見渡す余裕すらなくなっていることがあります。物事はそんなに単純ではないけれど、いま世間で起きている様々な出来事とも決して無関係ではないような気がします。
私自身、普段と変わらないつもりでいても(時節柄“ブレてない”つもりでも)いつの間にかそんなふうになっている自分に気づいて “ハッ”とすることがあります。
時代や経済が変われば変化を強いられるのも当然だし、変わることが決していけないことではありません。しかし、自分の根っこにある信念や興味に没頭できる探究心、そして、些細なことでも夢中になれる純粋な心だけはいつまでも変わらず持ち続けていたいものですね。 |
平成21年8月11日 |
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐 |
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