仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。
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J's diary(院長日記)
スタッフからコラム(不定期)
Field of dreams〜院長日記番外編〜
〜院長日記番外編〜
石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。
vol.37(2010/1/15)
 新しい年を迎え、早いもので半月余りが経ちました。大変遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
 先日11日の成人の日には全国各地で行なわれた式の様子がTVでもたくさん流れていました。
 今年度の式対象者は、昭和63年4月2日から平成元年4月1日に生まれた男女で(昭和64年は1月7日まで)今回が平成生まれの人が対象となる最初の成人式であると共に、昭和生まれの人を対象とした最後の式典だったそうです。

 2010年寅年、皆様はどのような新年を迎えられたでしょうか?
 大晦日から三ヶ日にかけて日本列島は強い冬型の気圧配置となり、特に日本海側の地域では広い範囲で大雪に見舞われるなど寒さの厳しい年始となりました。北海道の幾つかの地域ではこの一週間の積雪量が過去最大であるとか、富山県では除雪車の出動回数が前年の3倍以上になっている等のニュースも耳にしました。
 冬もまだまだこれからが本番です。雪の多い地域の皆様はくれぐれもお気をつけください。

 当院は昨年12月30日で2009年すべての業務を終了し、年明け1月4日まで冬期休診とさせて頂きました。31日には毎年新年一回目のこの日記で必ず報告している我が家の恒例行事、「大晦日年納めゴルフ」に今回も行って参りました。(笑)
 昨年に引き続き今年も静岡県の伊豆で年越しを迎えた関係で、場所はちょうど宇佐見・伊東辺りの海岸線から峠を登ったところにある某ゴルフ場でした。(山の名前が分かりません…)
 夜明けとともに自宅を出発して実家の父を拾い、東名→小田原厚木道路→箱根ターンパイク→伊豆スカイライン有料道路と通ってゴルフ場に向かいました。この時期は空気も澄んでいるせいか道中の車内からは見事な朝焼けの富士山を見ることができました。
 年納めに富士山を眺めながらゴルフなんてなんと縁起の良い、何か来年は良い年となりそうな…そんな想いはゴルフ場に到着し車から降りた瞬間、一気に吹き飛びました。

 冒頭でも触れましたがこの日の天候は全国的に荒れ模様で、関東地方や太平洋側の地域も青空こそ見えるものの乾燥した強い風が吹き付ける寒い一日でした。
 当然、我々のいる山の上のゴルフ場にも猛烈・強烈な強風が容赦なく吹き付けていました。寒風に体温を奪われ、身体はガタガタ震えて呂律は回らない状態です。
 プレー中もアドレスでは風に煽られ動いてしまうは、ボールはティーにのらないは、グリーンではパットが止まってしまうはで、只でさえ下手な我々にとってそれは過酷すぎるゴルフでした。大袈裟でなく今までの中で三本の指に入るといっても過言ではないほど辛いラウンドでした。

 正直ラウンド中、幾度となく挫けそうになり「早く上がりたい」とか「温かい風呂に入りたい」と何度も思いました。しかし、終わってみればこれもまた良い思い出です。
 強風の中、マグレにもバーディーは取れたし、スコアはイマイチでしたが徐々に練習の時のようなイメージの球も打てるようになってきました。実際、ラウンド後のお風呂は最高だったし、その話題を肴に飲んだ夜のビールは美味しかったなぁ。(笑)

 “苦あれば楽あり”とでも言うのでしょうか。となれば、懸命に仕事をした後の充実感や休日の趣味や遊びが楽しいことは相通ずるものがあるのかも知れません。
 よし!それならば今年も仕事頑張ろう!なんて…。ちょっと強引すぎますね。

 元日は伊豆に行くと必ず立ち寄る魚料理屋さんで食事をしたり(美味しい金目鯛を食べさせてくれます)、もの凄く久しぶりに(おそらく十数年ぶり…)「熱川バナナワニ園」にも行ってみたりと、リラックスした時間を過ごしました。
 そうそう、皆さんは伊豆高原駅の近くにある「伊豆テディベアミュージアム」に行かれたことはありますか?時間があったので何気なく行ってみたのですが、思いがけず感動・感激してしまいました。
 100年以上前の貴重なものから現代的な作品まで数多く展示してあり、そのひとつ一つがみな個性的でそれぞれ異なった表情を持っています。私も記念に一体購入してみましたが、これを機に少しずつ「コレクションしてみようかな?」なんて考えています。
 皆様も機会があれば是非一度立ち寄ってみてください。ハッキリ言って“オススメ”です!!

 突然ですが、皆様はこのお正月「おせち料理」は召し上がりましたか。
 以前はお正月というと必ず実家で過ごしていたのでその間は母の作る“おせち”が食べられたのですが、ここ数年は旅先で新年を迎えるためなかなか食べられません。そのせいか食べ慣れたその味を少し懐かしく思うことがあります。
 昔は(!?)お正月の三ヶ日というと、どこのお店も休みで二日にはすでにやることがなく退屈していたものです。飲食店も当然休みでお正月独特の料理に飽き飽きしていた記憶があります。
 しかし、今は元旦から普段通り営業しているお店も沢山あって、お正月といってもあまり変わりがないようです。こんな時代の流れも「おせち料理」を食べなくなった理由のひとつかも知れませんね。せっかくなので「おせち」の意味を調べてみました。

 「おせち=御節料理」の起源は平安時代の朝廷行事で作られた節句料理と云われています。
 「御節」とは中国大陸から伝わった暦上の節目、季節の変わり目などにあたる節日(せちにち、節句)を指すものです。この節日には祝事を行い、神前に祝膳をしつらえ、神様と人とが料理を供にするという意味の「お節供」が「おせち」となったそうです。五つある節日のうちの一つ、“新年”を迎えるお正月料理が現在のようになったのが江戸時代後半、さらに明治以降は「おせち」と呼ばれるようになったそうです。
 それぞれの料理や食材には様々な想いや願いが託されています。例えば数の子は子孫繁栄、黒豆はまじめや元気、海老は夫婦共に長寿(腰が曲がるまで元気に)、昆布巻きには喜ぶ・不老長寿、田作りは豊作・豊穣、伊達巻きは華やかさや勤勉・文化、栗きんとん(金団)は金運・商売繁盛といった具合です。(参考Wikipediaほかより)

 昨年はご存知の通り、日本の政治が大きく変化した年でもありました。長引く不況を背景とした景気や雇用情勢の悪化、外交、医療や福祉、公共事業の問題など日本には数多くの難題が山積しています。そんな中、年頭より世間を賑わせている相変わらずの“政治と金”の疑念は国民を愚弄しているに他ならず、国民に選ばれた政党だと声高に云うのであれば一刻も早く説明責任を果たすべきです。
 我々の生活に直結する平成22年度税制改正大綱も閣議決定し、いよいよこれからが新政権の腕の見せ所です。私達の暮らしがより安心なものへと向かう土台の年となるよう期待してやみません。

 今年も一年、当院が掲げるテーマを年末からずっと考えていました。スタッフが心に刻み、日々の治療に“誠心”を持って取り組めるものです。
 先の文中に「苦あれば楽あり」という諺を使いました。これを調べてみると「楽あれば苦あり」は対義語で(世の中は楽なことばかり続くわけではない。楽なことの後には苦しいことがある)とありました。要するに「人生に苦楽はつきものであって、それらは目まぐるしく変化するもの。ならばこれを当然のことと捉え、苦しいことがあっても必要以上に嘆かず、楽しいことがあっても浮かれすぎないこと」のたとえのようです。
 一見、当院の今年のテーマとしてはどうか?と思いましたが、解釈や考え方によってはとても良い諺だと思いました。
 ふとこの諺を思い浮かべたとき、私は漠然と“苦”は“苦しい”ではなく“苦労”だと感じました。さらに“苦労”のイメージを決してマイナスの意味には思えませんでした。苦労は努力だと思うし、努力をした事実はたとえそれがいま報われなくても決して無駄ではないからです。
 “楽”も手を抜くという意味の楽ではなく、“楽しい”の“楽”ではないでしょうか。自分の身になる苦労をして、その後に楽しみが待っているならこんな良いことはありません。「苦労」が楽しみや喜びと感じられる…。まさにそれが仕事、我々にとっては日々の診療だと思うのです。
 今年のスローガン、これに決定したいと思います。(笑)さらに、私個人としては昨年の「挑戦」というテーマが志半ばなのでこれも継続するつもりです。

 今期は「暖冬」という長期予報も何処へやら…。毎日寒い日が続きますが皆様も風邪などひかないよう、くれぐれもお身体にはご留意気ください。新型インフルエンザもまだまだ油断できません。
 今年もスタッフ一同“仁”の名の下、皆様の健康のために微力ではありますが誠心治療で頑張ってまいります。本年もなにとぞ宜しくお願いいたします。
平成22年1月15日
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐
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