仁鍼灸治療院(江戸川区・葛西)は、はりきゅう・マッサージ・スポーツマッサージ・リラクゼーションの鍼灸治療院です。
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J's diary(院長日記)
スタッフからコラム(不定期)
Field of dreams〜院長日記番外編〜
〜院長日記番外編〜
石岡院長の日記です。不定期にUPしてまいります。
vol.40(2010/4/15)
 当院は平成22年4月17日に開院6周年を迎えました。これも日頃よりお世話になっている近隣医院の諸先生方、関係者の方々、そして何より我々を温かい目でご支援くださる患者様のご厚情によるものとスタッフ一同心より御礼申し上げます。
 毎年、年の始めや開院記念日の前後にはJ’s diaryで皆様にご挨拶の文章を書いていますが、このような節目の時には特に身の引き締まる思いで患者さんに対する想い、治療に対する気持ちを新たにします。

 今年の桜、東京は3/22に開花宣言がありました。昨今は例年に比べて桜のつぼみも生長が早まっているそうですが、冬の終わり頃から気温が比較的低めの日や天気の安定しない日も多かったせいか長く桜を楽しむことが出来たようです。
 私も3/31に現在建設中の「東京スカイツリー」を見学しに行きがてら、浅草まで足をのばして隅田川でお花見をしてきました。(まだ5分咲きくらいで少し寒かったですが…笑)
サイト内の“JIN PHOTO GALLERY”にもUPしていますので是非ご覧下さい。
http://jin-shinkyu.com/jin_photo_gallery/p_tokyo-sky-tree_1.htm

 長かった冬が過ぎ、季節は春の桜から緑眩しい新緑の頃になってきました。しかし、相変わらずTVや新聞からは思わず目を覆いたくなるような悲惨な事件や事故のニュースが流れてきます。誘拐、虐待、火災、いじめ…。
 日本の政治も依然として強さを発揮できません。昨年9月に誕生した民主党政権も発足から半年以上が経過しましたが、当初掲げていた種々の公約は大幅に修正され、そのいくつかは文字通り不要となった紙のごとく反古となったものもあります。
 加えていまなお自浄できずにいる“政治とお金”の問題、さらには対局をなすべき野党も脆弱で「国民のため」とか「国民の生活が一番」等の言葉が余計に虚しく聞こえてしまいます。

 極端な話、私などは別にどこが政権与党であろうが、誰が首相や大臣であろうがそんなことはどうでも良いのです。最近の“内閣支持率”とやらを見ると無党派層が増えているようですが、政治に誰も期待どころか関心すら持たなくなったら大変なことです。日本がこんな大変な時に「派閥や権力」といったつまらない争いごとにもう国民は飽き飽きしているのでしょう。
 民間企業だって業績が悪ければ潰れてしまいます。私たち国民もどんなに厳しい時であろうが納税という義務を全うしています。本来、何としても結果を出さなくてはならない政治家よりも国民のほうがよほど結果を求められて暮らしているように思えます。
 決して「飛び抜けて裕福」とか「何不自由のない生活」を求めているわけではなく、皆「普通」を求めているだけなのです。今現在や将来の健康に対する不安がなく、子ども達が良い教育を受けられ、国民全員が日々の生活を安心して過ごすことができる世の中になるため、ぜひ政治家の皆さんには額に汗して必死にその職務を果たしていただきたいと思います。

 いつもながら少し話が逸れてしまいました。(笑)
 なぜこんな話になったのかというと「不安なく暮らせること」の“ありがたさ”をつい最近、実感することがあったからです。

 先月20日、フジテレビの特別番組として『地下鉄サリン事件 15年目の真実』というドキュメンタリードラマが放映されました。ご記憶の方も多いと思いますが、先月3月20日はあの世間の耳目を集めた未曾有の大事件「地下鉄サリン事件」(1995年)からちょうど15年が経過した日です。
 ドラマは当時の映像を交えながら、遺族となったある女性の15年にわたる苦しみと悲しみ、そして戦いの日々、また事件に遭遇した方々の証言などを元に事件の真相に迫る内容でした。
 この日のことは私自身、今でも鮮明に覚えています。友人と福島県に旅行中だった私は、朝に偶然つけた宿泊先のTVで事件を知りました。
「東京が大変なことになっている。」
 そんな言葉を発した後、自宅や友人に電話をかけまくったことを覚えています。
 普段、当たり前のように暮らしている毎日の中であのような悲惨な出来事が起こるなど誰が想像できるでしょうか。何の罪もない人々の人生が一瞬にして一変してしまいました。
 こんな悲しい事件は二度と起きて欲しくないと願わずにはいられません。

 「地下鉄サリン事件」が起きた1995年は同事件の約二ヶ月前にも国内で大きな災害がありました。大阪府や兵庫県を中心に甚大な被害を与えた「阪神・淡路大震災」です。
 この震災にも私自身、深い想いがあります。私は小学校高学年まで父の仕事の関係で兵庫県神戸市に住んでいました。私の住んでいた東灘区という所はこの震災で最も大きな被害を受けた場所の一つだったそうです。
 忘れもしない1月17日の朝早く、TVから目に飛び込んできたのは幼い頃を過ごし、たくさんの思い出がつまった場所が地震による火災でいたるところから黒い煙が立ち上っている映像でした。
 自然が引き起こす猛威に時として人の力は無力です。しかし、その後、見事に復興を果たし、立ち直った関西地区の姿を見ると人間の力は改めて凄いと感じます。同様に「地下鉄サリン事件」でも、今なお続く障害に苦しみながらそれでも懸命に生きている被害者の方々が大勢います。
 いずれも当事者でなくては分からないことが沢山あり、今までの苦労も並大抵のものではなかったでしょう。そんな方々に私のようなものが言うのもなんですが、これからの生活を是非頑張って頂きたいと思います。

 あらためて「平穏な暮らし」のありがたさ、「健康であること」の幸せを感じます。
 どんなに健康に自信のある人でも油断は禁物です。自分の身体に過信せず、常に自戒の念を持って健康管理に努めたいものです。(自分への戒めです…苦笑)

 振り返ると6年は本当にあっという間でしたが、その間、当院にも多くの患者様にお越しいただきました。
 一年一年、一日一日、その時その時…。力のおよぶ限り、手を抜くことなく患者様に向き合うようスタッフに、そして自分にもプレッシャーをかけてきたつもりですが、至らない点も多々あったと思います。これからも医療の分野に携わる者として、「健康であること」の大切さを一人でも多くの患者様と共有できれば嬉しく思います。

 7年目もスタッフ一同、微力ではありますが皆様の「健康」へのお手伝いが出来るよう精一杯頑張って参ります。
 今後とも何卒宜しくお願い致します。
平成22年4月15日
仁鍼灸治療院 院長 石岡俊祐
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