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Whiplash Injury |
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(→病態説明) |
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受傷後は専門医による診察、検査(レントゲン・MRI・神経学的検査など)が優先されます。病態により耳鼻科や眼科など各科の検査が必要となる場合もあります。それらを経て、鍼灸不適応症(骨折や脊髄症など)が除外されれば治療効果は十分に期待できると考えています。
まず急性期の一定期間は安静が必要です。炎症が強い時期(捻挫型)に局所患部への過度な刺激は症状を悪化させることもあります。病態により差はありますが、捻挫型の場合、受傷後3週間〜経過すると当初の痛みは落ち着いてくる傾向があります。この時期になれば残存した痛みの緩和や除去、痛みで運動が制限され柔軟性が低下した周囲筋の緊張を取り除く目的で、積極的に行います。
この時期には治療と平行して、頚・肩を中心とした適度な運動(ウォーキングやストレッチ、体操など)も取り入れます。頸部周囲の筋緊張を緩和することは、疼痛を軽減させるとともに自律神経障害を予防する効果もあります。
また※バレ・リュー症候群などの自律神経症状に対しては、自律神経の安定化を図ると同時に、鍼灸の特効穴(つぼ)を組み合わせて各症状にアプローチします。その際も、各科専門医と連携を取りながら治療を進めて行きます。
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頸肩背部筋の緊張緩和を目的とした
鍼・棒灸(頸椎捻挫型) |
上肢への痛み・痺れに対する鍼パルス通電
(神経根損傷型) |
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耳鳴り、つまり感などに対しての刺鍼
(バレ・リュー症候群型) |
自律神経症状、不眠などに対しての
失眠穴【しつみん】・湧泉穴【ゆうせん】への温灸 |
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