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(→病態説明) |
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患部の炎症が強い急性期はまず安静が第一です。(鋭い痛みや患部の熱感が強い時は、氷嚢などを用いてアイシングを行うことも有効です)
治療は痛みの少ない姿勢(通常は側臥位=横向き)で、主に抗炎症、筋緊張の緩和を目的として行います。手技や患部への刺激量を適切に行えば、急性期でも疼痛の軽減や炎症の早期改善に対して十分効果が期待できます。但し、鍼灸により除痛効果が出ても、通常炎症期は安静にしていても数日は持続しています。中途半端な状態で無理をすると再発もあり、注意が必要です。 |
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腰部圧痛点に対する刺鍼 |
腰部固定帯(前面) |
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腰部固定帯(後面) |
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(→病態説明) |
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(→病態説明) |
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(→病態説明) |
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(→病態説明) |
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(→病態説明) |
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主な目的は疼痛軽減、患部および周囲の循環改善による筋緊張緩和などです。急性または慢性、疼痛を発している部位やそれに付随する症状、しいては患者さんの年齢や体力、治療経験なども考慮しながら治療手技・内容を決定します。例えば椎間関節【ついかんかんせつ】部に発する疼痛に対しては、整形外科領域では一般的なブロック注射の治療法を鍼治療に応用した手技なども行います。
整形外科領域では椎間関節に注射針で局所麻酔剤を注入して、疼痛を軽減させる有効な治療法があります。これを応用して局所の治療点(治療穴)に鍼を刺入し、除痛を図る方法です。※椎間関節ブロックの鍼治療
腰痛は日常生活や姿勢、体型、筋力などの要因も大きく関与することから、治療と同時に腰部周囲の筋力トレーニングやストレッチ、日常生活指導も平行して行います。これらは再発防止のためにも大変重要です。≪腰痛体操・腰背部筋のストレッチ≫≪腰の負担を軽減する筋力トレーニング≫ |
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腰背部つぼへの鍼・パルス通電 |
腰背部筋の緊張緩和を目的とした
カッピング療法 |
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※椎間関節ブロックを応用した刺鍼
(第4・5腰椎) |
バランスボールを使用した腰背部のストレッチ |
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(→病態説明) |
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急性期はまず局所、全身の安静を図ります。しかし、運動制限が強くても刺激量や治療部位に注意すれば、効果が期待できる場合があります。主な目的は患部の抗炎症による除痛です。腰部および神経症状による下肢痛がみられる場合はこちらにもアプローチします。
近年、ヘルニアの病態が解明されつつある過程で様々なことが解ってきました。まず疼痛はヘルニアの突出による単なる神経の圧迫だけでは起こらず、その機械的な刺激による炎症で起きること。また一部のヘルニアでは突出した椎間板自体が自然縮小することもあるなどです。従って治療の主眼は飛び出したヘルニアを引っ込めることではなく、炎症を鎮めることであるとも言えます。実際、腰椎椎間板ヘルニアの大部分が保存的治療(手術以外)で軽快するとの報告もあります。
但し、(1) 尿閉などの直腸膀胱障害を伴う (2) 下肢の筋力低下、知覚障害が改善しない (3) 2週間程度の鍼灸治療、安静で効果がみられないなどの症例では専門医の診断が必要であると考えます。 |
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