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バレ・リュー症候群【ばれ・りゅーしょうこうぐん】 |
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外傷による頸椎(首)疾患症例にみられる頭痛(主に後頭部痛)・めまい・耳鳴り・眼精疲労などの症状が、頸部交感神経【けいぶこうかんしんけい】の過緊張による影響で、同じく頸部にある椎骨動脈【ついこつどうみゃく】へ血流障害を及ぼし、症状が出現すると考えられているものです。(後)頸部交感神経刺激症状とも呼ばれていますが、まだまだ解明されていない部分も多く、推測の域を出ない病態です。主な症状は以下のようなものです。
1.
耳の障害(めまい・耳鳴り・難聴) 2. 眼の障害(眼のかすみ・疲れ・視力低下) 3.
咽喉頭部の障害(喉のつまり感・かすれ声・飲食物がうまく飲みこめない)
などの耳鼻科・眼科的症状が多くみられますが、他覚的所見に乏しく、自覚的・主観的愁訴が主となっています。しかし、検査などでもはっきりした原因が見付からないことも多く、専門医の診断が重要となります。 |
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反張膝【はんちょうしつ】 |
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膝関節が過伸展【かしんてん】(後方へ弓のように反っている)した状態のことです。 |
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膝伸展機構【ひざしんてんきこう】 |
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膝を伸ばす動作を担う、大腿四頭筋【だいたいしとうきん】、大腿四頭筋腱、膝蓋骨【しつがいこつ】、膝蓋靭帯【しつがいじんたい】、脛骨粗面【けいこつそめん】(膝の下辺り、骨が隆起している部分)と続く一連の筋肉や腱、靭帯を指して呼んでいます。中でも大腿四頭筋は文字通り4つの筋で構成されジャンプやキック動作、衝撃吸収時に最も重要な役割をしています。しかしその4つのベクトルは最終的に集合して膝蓋骨や膝蓋靭帯に強い負担をかけることになります。強大な大腿四頭筋のストレスを受け止める膝は必然的に障害を起こしやすいともいえます。 |
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膝関節を後面から見たところ |
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