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逆子【さかご】 |
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通常、胎児はお母さんの子宮の中で、頭を下にした姿勢をとります。それが、何らかの原因で頭が下にない状態になってしまった時、「骨盤位」【こつばんい】といいます。
殿位・・・お尻を下に向けた姿勢のことです。足は上に伸ばした状態だったり、体育座りのように曲げていたりします。
足位・・・足が一番下に来ている状態です。片足のことも、両足のこともあります。
横位・・・横に寝ているような体勢です。 |
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自律神経【じりつしんけい】 |
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人体の働きの中でも、呼吸・循環・消化・内分泌機能といった自分の意識とは無関係でコントロールが不可能な不随意の部分を司る神経です。(汗をかく、消化吸収をする、心拍を調整するなど)
自律神経には主に興奮・活動の機能を有する交感神経【こうかんしんけい】と鎮静・休養の機能を有する副交感神経【ふくこうかんしんけい】があり、互いに相反する作用の中で身体の恒常性を保っています。例えば心拍は交感神経では促進、副交感神経では抑制、血圧も交感神経では上昇、副交感神経では降下、消化管運動も交感神経では抑制、副交感神経では促進の働きを示します。
人体が正常な機能を維持するためには、両者が程よくバランスの取れている状態が望ましいと云えます。 |
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津液【しんえき】 |
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“津”と“液”のことで、体内の水分の総称。
・津(しん):粘り気のない“サラサラとした水分”。身体の体表部を流れていて、体温を調節するもの。汗や尿として、排出させる。
・液(えき):粘り気がある水分のことで、体内をゆっくりと流れている。体表部では、目や鼻・口の粘膜を潤し、身体の深部では骨や関節などの周りを満たすもの。 |
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精【せい】 |
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身体を構成するもので、“先天の精”と“後天の精”があります。
・先天の精:両親から受け継がれたもので、生命の源となるもの。身体の各器官や組織を構成して成長させていくもとになるもの。
・後天の精:飲食物から得られるエネルギー。先天の精を補い生命活動を支えるもの。 |
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脊柱管【せきちゅうかん】 |
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頸椎【けいつい】、胸椎【きょうつい】、腰椎【ようつい】、仙骨【せんこつ】、尾骨【びこつ】を脊椎と言います。これら一つひとつの間にはクッションの役割をしている椎間板【ついかんばん】があり、総称して脊柱【せきちゅう】と呼んでいます。正常な脊柱(脊椎)は適度にS字カーブをしています。人間が起立歩行するようになった過程で創られたこのS字カーブは頭から足への衝撃を吸収し、バランスをとる重要な役割をしており頸椎、腰椎部分で前弯【ぜんわん】(前方にせり出ている)、胸椎部分で適度に後弯【こうわん】(後方にせり出ている)をしています。
人の身体はテントのようなもので脊柱という支柱を、腹筋や背筋、靭帯【じんたい】といったロープの張りで支えています。そのため筋力の低下は脊柱をしっかりと支えられず、S字カーブが崩れて肩こりや腰痛の原因にもなるのです。 |
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脊椎【せきつい】の生理的弯曲(S字カーブ) |
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頸椎【けいつい】、胸椎【きょうつい】、腰椎【ようつい】、仙骨【せんこつ】、尾骨【びこつ】を脊椎と言います。これら一つひとつの間にはクッションの役割をしている椎間板【ついかんばん】があり、総称して脊柱【せきちゅう】と呼んでいます。正常な脊柱(脊椎)は適度にS字カーブをしています。人間が起立歩行するようになった過程で創られたこのS字カーブは頭から足への衝撃を吸収し、バランスをとる重要な役割をしており頸椎、腰椎部分で前弯【ぜんわん】(前方にせり出ている)、胸椎部分で適度に後弯【こうわん】(後方にせり出ている)をしています。
人の身体はテントのようなもので脊柱という支柱を、腹筋や背筋、靭帯【じんたい】といったロープの張りで支えています。そのため筋力の低下は脊柱をしっかりと支えられず、S字カーブが崩れて肩こりや腰痛の原因にもなるのです。 |
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